AM 4:56
私「おはよー。あー眠い」
いつメン「「おはよー!」」
私はA高校に通う、高校3年のすずか。
いつメン6人(さくら、きょうこ、ななか、ちひろ、かな、私)で学校生活を満喫している。
さくらは私の一番の親友。
スポーツ万能で明るく元気な子。男女共に人気者だ。
私「眠いよー。だってまだ朝の5時だよ?
いつもだったらまだぐーすか寝てる頃だわ。笑」
か「まあまあ、これからアメリカに行くんだよ?テンション上げてかないとー!」
そう、今日はクラスみんなで語学研修をしにアメリカへ出発する日なのです。
私「そやね!上げてこ上げてこ!」
さ「そう来なくっちゃ!」
私「アメリカへー!」
いつメン「レッツゴー!!!!!」
ーーーーーーーアメリカ到着ーーーーーーー
PM 19:00
私「はーーー、やっと着いたよ(泣)」
き「飛行機のなか退屈すぎて…」
いつメン「「それな!!!」」
ーーーーーー〈ホテルにて〉ーーーーーー
先生「今日はもう遅いので、ゆっくり体を休めて明日に備えてくださいね。それでは解散」
安藤先生は、しっかりものでたまに面白いことを言う、ツッコミどころ満載の先生だ。
ーーーーーーー〈部屋〉ーーーーーーー
PM 20:03
ガチャッ(ドアを開ける音)
私・さ「「うわぁ〜!やば!広すぎる!しかも絶景じゃん!!」」
私とさくらは同じ部屋。
さ「寝る?それともガールズトークする?」
私「うーん、ガールズトークしますか?笑」
ガチャ(ドアを開ける音)
き・な「こんばんは〜、来ちゃった」
私・さ「いらっしゃい!」
私「じゃ、4人で話そう!」
さ「ねっ!一回やってみたかったんだけどさ、男子の中の誰かに電話してその1人も入れて話さん?」
皆「「いいね!!」」
さ「じゃぁ、とうまにしない?」
皆「「いいねーーー!!!」」
とうまは、スポーツ万能で頭が良く、クラスの学級長。
グラスメイトからは凄く人気で、頼られている。
私「なんか、テンション上がってきた」
な「だよね!私も!」
さ「じゃ、かけるね!」
プルルル、プルルル(電話の音)
と「もしもし?さくら?」
さ「うん!今からさ、話さない?」
皆「ザワザワザワ」
と「他に誰かいるの?」
さ「いるいる!当ててみて!私とあと3人」
と「えっと〜、きょうこと、ななかと、すずか?」
さ「当ったりー!!」
と「よかった〜、当たってて」
私「相変わらずとうまはかわいいね」
と「ありがとう(照)」
さ「なら、さっそくお題だそっかな」
皆「「なになに〜??」」
さ「入学当初の印象と、今の印象みんなひとりひとり言ってね」
私・と・き・「おおー!そう来たか〜!!」
私「あれ?ななか寝たっじゃん、もー」
さ「仕方ない、4人でやろ」
き「じゃ私からいくね」
ーーーーーーー(省略)ーーーーーーー
私「最後はとうまね」
と「はーい。さくらはね…、…、すずかはね、大人しそうだった。それでめちゃくちゃ優しい人!」
私「あ、ありがとう!!」
やばい、男子から褒められたのいつぶりだろ、。凄くドキドキする(照)
と「いえいえー」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その晩、夜中の3時までひたすら話してました。
とうまから貰った言葉以来、私はちょっとだけとうまを気にするようになった。
ーーーーーーー(日本到着)ーーーーーーー
私「はー、2週間の語学研修終わったね。」
さ「色々と思い出できたね!」
私「うん!」
皆「「うん!!」」
私「さぁ〜!明日からまた学校頑張ろ!」
皆「おー!!!!!!」
ーーーーーーーー5ヶ月後ーーーーーーーー
あれ以来、とうまとは掃除のグループが一緒になったり、席が近くなったりしている。
私はとうまばかりを気にしている、。
たまに話しかけられることもある。
でも、照れくさいのか、私は思い通りにとうまと話せない、目が合わせられない。
話せたとしても冷たく言ってしまうし、すぐに話しが切れる。
もっと距離を近づけたいのに、、、。
自分に腹が立って仕方がない。
もっと話したい、目を合わせて話したい、。
いつになったら出来るのか。
でも、卒業するまでには必ず!