廊下のちょうど真ん中あたりにあるトイレにセイラが入っていく後姿が見えた。
そのあとを追ってトイレに入る。
「あれ……?」
でも、トイレの手洗い場にセイラの姿はない。
それどころか個室の扉は全て開いている。
どこにいっちゃったの……?
3つあるうちの手前の個室を覗いたものの、セイラの姿はない。
心臓がドクンッと震える。
扉を閉めずに用を足すわけはない。
だとしたら、どういう意図があるっていうの?
そもそも、あの後姿ってセイラだった……?
ありえない。セイラの姿を誰かと見間違えるなんて。
それに、見間違っていたとしてもセイラではない誰かがこのトイレに入ったのは間違いない。
恐怖を覚えながら2つ目の個室を覗き込む。
やっぱりいない。
それどころか人の気配はない。
「セイラ……?」
残りは一つ。最後の個室を恐る恐る覗き込んだ。
そのあとを追ってトイレに入る。
「あれ……?」
でも、トイレの手洗い場にセイラの姿はない。
それどころか個室の扉は全て開いている。
どこにいっちゃったの……?
3つあるうちの手前の個室を覗いたものの、セイラの姿はない。
心臓がドクンッと震える。
扉を閉めずに用を足すわけはない。
だとしたら、どういう意図があるっていうの?
そもそも、あの後姿ってセイラだった……?
ありえない。セイラの姿を誰かと見間違えるなんて。
それに、見間違っていたとしてもセイラではない誰かがこのトイレに入ったのは間違いない。
恐怖を覚えながら2つ目の個室を覗き込む。
やっぱりいない。
それどころか人の気配はない。
「セイラ……?」
残りは一つ。最後の個室を恐る恐る覗き込んだ。