峰谷に傘を借りて帰った次の日。








今日も告白されるのかなと嫌になりながら教室へ入ると、いつものあいつはいなかった。








...珍しい。








いつも、私が学校に来る頃にはもう来てるというのに。








もしかして、雨の中走って風邪引いたとかじゃないよね?








流石に、私も心配になってきた。








そんな不安を抱えながら朝の時間を過ごしていると、予鈴がなった。








...ついに、来なかった。








やっぱり、風邪を引いてしまったんだろうか。








完璧、私のせいだよね。








ガラガラガラ








担任の先生が教室に入ってきた。