それでいて美人。 周りの人がお姉ちゃんに釘付けである。 お姉ちゃんのことは嫌いじゃない。 むしろ私に気をつかってくれる。 私もお姉ちゃんみたいになれたらなとは思う。 「私からお母さんに言っとくよ!」 「ありがとうでもいいよ」 「だめだよ!」 「いいんだよその気持ちだけで嬉しい」 「そっか…何かあったらすぐ言ってね?」 「うん」 じゃぁねと自分の教室へ帰っていくお姉ちゃん。