その時はすぐに気を失ったから大丈夫だったけどもしあのままだったら……


誰かをあやめていた……


「どうしよう……わかんないことだらけだよ……」


「大丈夫だ……私がお前についててやる」


「それって使い魔になってくれるってこと?」


「ああ」


「気持ちは嬉しいけどそんなの無理だよ。
私とあなたじゃ魔力の差が違いすぎる」


「そんなことどうでもいい。私はお主の親に頼まれたんだ。
由奈が使い魔を召喚する時はあなたがなってあげてと……私は約束を守るためにここにいる。だから私は由奈の使い魔だ」