半分逆ギレしながら、あたしはリビングにgoした。



ガチャッ



「ただい………。」



入った途端、あたしの全てが固まった。


心臓、内蔵、神経………。



え?なんでかって?



なぜなら、目の前に輝かしい人がいるから。


この感覚、学校でも味わった。



「あら、海音。

遅かったじゃない。

なんど連絡しても、まったく出ないんだからー。

学校終わったらちゃんとマナーモード解除しなさいって言ってるでしょ?」




「…あ、ごめんなさい。

以後気をつけます。」