【快斗 side】
今日は1年生の入学式ということで体育委員会で委員長を務めている俺は出席しなければならなかった。
クソッ、他の奴らは休みなのになんで俺だけ。
そう思いながら学校へ向かう。
学校は家から7駅離れたところにあり今日も電車に揺られながら学校へ向かう。
窓の景色を見てぼっーとしてたら
「あの、」
後ろから声をかけられた。
後ろをみると俺のイヤホンを差し出していている女の子がいた。
「えっと、これ落ちてましたよ。」
「えっ、どこに落ちてた?」
「えっと、さっき足元に落としていたけど気付いてなかったみたいだったので。」
「まじ?ありがとう。助かった。」
「次から気をつけて下さいね。」
そう少し意地悪な笑顔で差し出す女の子に心臓が小さく音を鳴らした。
「あ、あぁ」
返事が少し震えてしまったのはきっとそのせいだろう。
今日は1年生の入学式ということで体育委員会で委員長を務めている俺は出席しなければならなかった。
クソッ、他の奴らは休みなのになんで俺だけ。
そう思いながら学校へ向かう。
学校は家から7駅離れたところにあり今日も電車に揺られながら学校へ向かう。
窓の景色を見てぼっーとしてたら
「あの、」
後ろから声をかけられた。
後ろをみると俺のイヤホンを差し出していている女の子がいた。
「えっと、これ落ちてましたよ。」
「えっ、どこに落ちてた?」
「えっと、さっき足元に落としていたけど気付いてなかったみたいだったので。」
「まじ?ありがとう。助かった。」
「次から気をつけて下さいね。」
そう少し意地悪な笑顔で差し出す女の子に心臓が小さく音を鳴らした。
「あ、あぁ」
返事が少し震えてしまったのはきっとそのせいだろう。