「えっと、じゃあ私たちのクラスの出し物はカフェにしたいと思います。

カフェは委員会からの指示でカフェに決まった場合、細かくしないとダメなんですけど、えっと例えば〇〇カフェみたいな感じで。
当日は制服じゃなく衣装でも大丈夫ということになってるんですけどなにかしたいものはありませんか?

ちーなーみーにー
全学年で売り上げがナンバーワンになったらジュース&ポテト&ハンバーガーセットのタダ券がひとり1枚もらえるのでせっかくなんでナンバーワンになりたいんですけど。」


そういうとみんなの目が輝く。


するとさっきまではシーンとしていた教室からあちらこちらから手が挙がる。


瀬奈、これを狙ってたのかな。

なんか凄いユニークなのが出て来たりしてるんだけど。



出された案から多数決をとると、

《メイドカフェ 13人
男装カフェ 11人
コスプレカフェ 6人
なりきりカフェ 5人》

となった。


まぁ、
女子校+カフェ=メイドカフェ

って感じだもんね。


今回の多数決は私たちも参加したので35人ということで全員が1回ずつちゃんと挙げてくれてる。

「えぇ、では私たち2組の第1希望はメイドカフェになりました。

これで全学年で重なってるクラスがあったら変更になる可能性はありますが一応メイドカフェということで話を進めていきたいと思います。

みんなで売り上げナンバーワンを狙おう!」

「「「「「おー!」」」」」