「あっ、男子着替え終わったみたいだよ。」


更衣室から二人が出てくるのがみえる。


あの2人揃ってたら本当にイケメン過ぎて目立つ。


と思っていると二人とも猛ダッシュでここまで来て私たちを軽く抱きしめて快斗は額にキスを落とす。


「チッ、」


舌打ち?何でだろ。


似合わなすぎて?みたいな?


「快斗さん、早く行こう。」


「だな。」


ダブルデートを重ねていくうちに夏樹くんは敬語を使わなくなって快斗先輩から快斗さんになった。


快斗が夏樹くんにそうして欲しいって頼んだみたい。



って今はそうじゃなくって!


なんだなんだ、この状況は。