あれまあれまという間に月日は流れ、







約五年後...





パンッ、パンッ!


激しくクラッカーが貸切のカフェで鳴り響く。


バイトのカフェは今日で二人とも終わり。


「快斗、杏奈ちゃん、就職おめでとう。
もう俺死んでもいいわ。」

店長が冗談をいう。

出会ってから5年たった今も相変わらずのチャラ男。


「「ありがとうございます。」」


店長の冗談はスルーして...、

快斗は4年生の大学、私は2年間の短期大学を卒業して就職先が決まった。

「お前ら、せめて突っ込め。」


「「いやです。」」

快斗と私が考えてる事はほとんど一緒みたいでことばがはもる。