「それもそうか。

杏奈、俺も好き。愛してる。これからもずっとそばにいて欲しい。」


そんなの、決まってるじゃん。

「私も大好き。これからもよろしくお願いします。」


「っ、杏奈が悪いから。」


「へっ?ってわぁ!何してるの!」


お姫様抱っこをしてベッドに連れていかれる。

さすがに経験のない私でも今から何が起こるのかということくらい察することが出来た。


「その、今言うのもとても申し訳ないと思うのですが私、初めてなのでその、えっと...。」


「俺も初めてだから。
よろしく。」



その後のことは二人だけの秘密ってことで誤魔化しておきましょう。