快斗をみるとさっきのキスのせいか、告白のせいか顔から湯気が出るんじゃないかっていうほど真っ赤に染まってた。

でも今回はいつもみたいに顔は逸らすことなく二人ともじっと見つめあっていた。



気づいたらまた快斗の顔が近づいてきてた。


「んん...!」


閉じていた目が驚きのあまり、開く。

だって、快斗の舌が入ってきたんだもん。


なにか口の中に自分のものとは違う異物が入ってきてそれが快斗の舌だと認識するのに時間はかからなかった。


しばらく経つと酸素が足りなくなって息がしんどくなって快斗の背中を叩く。


「ぷはっ、

その言葉ずっと聞きたかった。一生聞けないかと思ってた。」


「ここまでして、快斗のこと好きじゃないわけないじゃん。」

少し、頬を膨らまして拗ねたように言う。