快斗の着替えを待って
二人で店長さんのところに向かう。


｢おぉ、杏奈ちゃん。さすがだね。
俺の予想通り｡｣


意味が分からなくて快斗の顔を見ると店長さんを異常に睨んでいたから慌てて目を店長さんに向けなおす。

きっと店長さんも気づいてるんだろうけど無視して続ける。


｢で、仕事の説明ね｡

基本、俺がいつもキッチン担当していてーーーー｣








｢はぁ、疲れたー｡｣


｢お疲れ様！杏奈ちゃん仕事早いねー！次からはもうひとりで大丈夫そうだね｡｣


｢いえいえ、まだまだですー。ご迷惑をおかけしないように頑張ります！｣


｢よろしくね。
今日は終了ね。もう8時回ってるし｡｣


｢ウソっ!?｣


急いで腕時計を見るともう8時10分になるところだった。



｢快斗も杏奈ちゃんもお疲れー｡｣


｢すみません。ありがとうございました！｣

快斗も私も学校の制服に着替え終わって店を出る。