「それでね、私が快斗に他に出来ることあるかな?って。」


そういうと瀬奈は首をかしげて考える。

「あっ、杏が川波さんの傍にできるだけいてあげたらいいんじゃないかな。」


「そんなんでいいのかな。」


「そんなんどころじゃないと思うよ。
川波さん、むっちゃ杏のこと好きじゃん!」

頬が少し熱くなる。


「あと、杏と本気で付き合ってるんだったらバイトして、お金助けてあげたら良いんじゃない?」


ほんとだ!

「その手があったか!瀬奈!ありがとう。」

「どういたしまして。」