二人で肩を並べて歩いてるなんて…



嬉しすぎてニヤける。




そーだ!なにか話さなきゃ!



どーしよう、何か話すことあるかな…。





「………」





わーー!無言になっちゃったよーー!!!



私のバカ!高瀬とカップルになった妄想するよりちゃんと話題考えておくんだった!




そんなとき、先に口を開いたのは高瀬だった。






「あのさ、七島って来週の土曜日空いてる?」



「うん!空いてると思う!」




その日はお店も定休日だし!



でもなんでだろう?





そこで私はハッとした。



これはもしかしたらもしかして…デートのお誘い!?



だって!わざわざ夏休みに予定あるか聞いてくるなんて、デートのお誘い以外考えられなくない!?



高瀬さん…これは期待してもいいのですか?




チラッと横目で高瀬をみると、ちょうど口を開いた。



「よかった、じゃあ海行けるな」




…え!!!海!?



は、初デートになんとハードルの高い!!!



海といえば水着だよね…!



どんな水着にしようかと、色んな水着を思い浮かべニヤニヤしてしまう。




「七島"も"」








…ん?ナナシマモ?