「七島、これ5番席にお願い」
「わかった!」
高瀬から料理を受け取ると、ダッシュで5番席へと向かう。
「お待たせいたしました!こちらミネストローネでございます!」
バイトを始めて2週間、少しずつ慣れてきたこの頃。高瀬との距離は相変わらず。
とゆうか、バイトの時間は忙しすぎてまともに話せない。
シフト的にも、高瀬の方が1時間後にあがりだから一緒に帰ることさえできない。
まあ、シフトが同じ時間でも一緒に帰れるのかどうか…。
そんなこんなで、色々と考えているともうあがりの時間。
ふぅー今日も疲れた!!
肩を手で揉みながら更衣室に向かう。
ここのお店は男女共有の更衣室だから誰か1人が出てから使うしかない。
でも、扉の鍵しまってないし、誰もいないみたい!