高瀬がくるっと私の方を向く。 「俺、説明下手くそだから変なこというと思うけど…いい?」 いい?で上目遣いを入れてくる高瀬。 くっ…お主分かっておるな!!!私よりも背が高いくせに使いおって!!! 「全然いいよ!むしろお願いします!」 「そっか、それならよかった、じゃあとりあえず…」 高瀬は私を上から下までみて、 「制服に着替えよう」 と言った。 あ…私、自分がボロボロだったの忘れてた。