「まーなんだかよく分かんないけど、七島今日からよろしくな!」



ニコッと素敵な笑顔で話しかけてくれる高瀬。






…好き。




「うんっ!よろしく!」




高瀬の笑顔をみると、心が穏やかになるんだ。





「いい雰囲気のとこ悪いんだが、そろっと自己紹介してもいいか?」



と、切り出す店長。





い、いい雰囲気だなんて!!!



…照れますわ///←





「俺はこの店の店長の長嶋健だ。ちなみに一昨日で40になった!」




やっぱり店長だったんだ!



え!?40!?全然そんな風にみえない…。



むしろ30って言われた方が違和感ない…。





「そいで、まー知ってると思うけど、こいつは高瀬快斗な、最近入った癖にもうなんでも完璧にこなしやがる超人だよ」


「そんなことないっすよ」





やっぱり高瀬はすごいんだね…。



知ってたけど。





「あとは……おーい!新入り来たからみんな出てこーい!」



店長が呼ぶと、中から三人ほど出てきた。



小柄な可愛らしい女性と、背の高い…かなりのイケメンさんと、メガネをかけた真面目そうな女の人。



「みんな1人ずつ自己紹介してやってくれ」



そう言うと、一番右に立っている小柄な女性が口を開いた。




「はーい!えっと、私の名前は小森さくらです!高校三年生です!高瀬くんと同じってことは二年生だよね?もーどんどん頼ってね!」




なんだかよく喋る人で話しかけやすそう!



見た目通り話し方も可愛いし!



仲良くなれそう!



「よろしくお願いします!」




次に口を開いたのは、隣のイケメンさんだった。



「俺は望月駿。自分も高校二年生です…よろしく。」




なかなか単調な話し方…。



クール系なのかな?



すごくモテそうだけど…!



「よろしくお願いします!」



そして、最後に口を開いたのは真面目そうな女の人。



「中野聡美、大学四年生、よろしく」



うわっ!少ない!


雰囲気もそんな感じだもんな〜。



「よろしくお願いします!」