途方に暮れていると、中の方から誰かが出てきた。
「あれ?七島?どうしたの?」
昨日の何か忘れ物?と言うこのお方はまさかの高瀬。
ちょっ…待って!!!
この格好と髪型はやばいから!!!!
今ボンバッてるから!!!
腕で何故か顔を隠す私。
見ないで高瀬えええええ!!!
そんな思いも届くはずなく、
「高瀬、お前知り合いなのか!
今日から新入りで入る子だよ!」
と、店長らしき人が言った。
う…このスタートは最悪すぎ……。
「あれ…?でもまだ1時間も早いじゃないっすか?」
追い打ちをかけるように高瀬は言い放つ。
死にたい…。