ぼーっと、その店員さんを見つめてると、私の視線に気づいたのかこちらを向いた。




や、やば!高瀬そっくりだからって見すぎちゃった!



もうどうしよう〜!!!




「え、七島?」




…ん?あれ、今度は幻聴?




「はい七島ですよー」



聞こえるはずのない高瀬の声に返事をしてみる。




「なんだよ、声かけてくれよな!こっちぼーっとみてるからびっくりしたよ」



はははっ、とあの大好きな笑顔で私に話しかけてくる店員さん。










やだ、その笑顔まで高瀬そっくり………って…え?







「た、高瀬!!!?」