「はーい!今行くー!」
大きな声で返事をしながら、階段を降りる。
家族で外食とかいつぶりだろう。
ちょうどお腹も空いてきてたし!
楽しみだな!
とりあえず一旦、高瀬のことは忘れよう!
考えすぎもよくないし!
そうして着いた先は、サ〇ゼリヤ。
あ、外食って言っても高級店とか限らないのか…そうだった、あはははは。
いや、サ〇ゼリヤをバカにするな!!!
安くて美味しい最高のお店じゃないか!!!
でも、久々に来るな〜。
昔はよく友達と来てたけど。
カランコロンー
うわ、この入店音さえ懐かしい。
入店音がなると、ウェイトレス姿の店員さんがこちらへやって来た。
「いらっしゃいませー、何名様でしょうか?」
あ、なんかすごく高瀬に似てる声。
そう思い、店員さんを見る。
あ、幻?
その店員さんは高瀬そっくりだった。
高瀬に会いたすぎてついに幻覚まで見えるようになったか。
これはかなり重症だ。