翌日。
思ったより早く目が覚めてしまった。
だけど、お弁当作る時間が出来たからよかった。
昔お母さんに起こされていたお兄ちゃんも、すっかり大人になって自力で起きていた。
「お兄ちゃん、箸が逆だよ」
「んぁっ!」
朝に弱いのは昔と変わらないけど。
晴くんも朝に弱いんだよね。
いつもどうやって起きてるんだろう。
「お兄ちゃん、お弁当持った?」
「あぁ!じゃ、行ってくる!」
教育実習生のお兄ちゃんは朝早くから準備があるらしく私よりも先に出る。
それから、少し時間が経ってから晴くんがくる。
「おはよっ!」
「朝から元気だねぇ」
「昨日はありがとう、お礼に……晴くん?」
「ん、なぁに?」
気のせいかな。
顔が赤かった気がするけど………。
「お礼にね、卵焼き作ってきました!」
「お礼なんていいのにさ、でもまぁ、ありがたく貰うよ」
優しく微笑む晴くん。
そういえば、晴くんは前よりも微笑むようになった気がする。
前まではため息が多くて。
でも、翔くんたちと話していると楽しそうだし、私も楽しいし。
「よしっ!学校に行こう!」
毎日が楽しいなぁ。
思ったより早く目が覚めてしまった。
だけど、お弁当作る時間が出来たからよかった。
昔お母さんに起こされていたお兄ちゃんも、すっかり大人になって自力で起きていた。
「お兄ちゃん、箸が逆だよ」
「んぁっ!」
朝に弱いのは昔と変わらないけど。
晴くんも朝に弱いんだよね。
いつもどうやって起きてるんだろう。
「お兄ちゃん、お弁当持った?」
「あぁ!じゃ、行ってくる!」
教育実習生のお兄ちゃんは朝早くから準備があるらしく私よりも先に出る。
それから、少し時間が経ってから晴くんがくる。
「おはよっ!」
「朝から元気だねぇ」
「昨日はありがとう、お礼に……晴くん?」
「ん、なぁに?」
気のせいかな。
顔が赤かった気がするけど………。
「お礼にね、卵焼き作ってきました!」
「お礼なんていいのにさ、でもまぁ、ありがたく貰うよ」
優しく微笑む晴くん。
そういえば、晴くんは前よりも微笑むようになった気がする。
前まではため息が多くて。
でも、翔くんたちと話していると楽しそうだし、私も楽しいし。
「よしっ!学校に行こう!」
毎日が楽しいなぁ。