「よっ!…」
振り返ると、私の後ろには直君が、立っていた。
「…直君…、何しに来たの!?」
私は、強い口調で言った。
「何しにって!花火を見に来たんだ!今年も皆で花火を見ようと思ってさぁ!」
直君は、昨日の夜私にした事にたいして何も触れずに、いつもと変わらない態度だった。
「私、花火…直君とは一緒に見れないから」
「何で?」
「何でって…」
「心君と観るから?」
私は、顔を上げ直君の顔を見た。
「…そう、約束してるから」
「ふーん…彼は、来れるのかな?…」
「何?どうゆう意味?!」
「別に意味は無いさぁ…ただ!彼は、セラとの約束を守れるのかな?って思っただけだよ」
「守れるわ!何よ?!何か直君言いたい事あるなら言ってよ!」
「無いよ…あっ!じゃー、後10分後に、花火が始まるから、それまで彼がもし来なかったら、花火!一緒に観よう!?」
直君は、左手首にしてある腕時計を見て言った。
「…来るわよ!約束したんだから」
「なら、いいけどね!俺、おじさん達に挨拶してくるから!」
直君は、店へと入っていった。
私は、振り返り人混みの中で、心を探していた。
《後10分…心!…来てくれるよね?!》
振り返ると、私の後ろには直君が、立っていた。
「…直君…、何しに来たの!?」
私は、強い口調で言った。
「何しにって!花火を見に来たんだ!今年も皆で花火を見ようと思ってさぁ!」
直君は、昨日の夜私にした事にたいして何も触れずに、いつもと変わらない態度だった。
「私、花火…直君とは一緒に見れないから」
「何で?」
「何でって…」
「心君と観るから?」
私は、顔を上げ直君の顔を見た。
「…そう、約束してるから」
「ふーん…彼は、来れるのかな?…」
「何?どうゆう意味?!」
「別に意味は無いさぁ…ただ!彼は、セラとの約束を守れるのかな?って思っただけだよ」
「守れるわ!何よ?!何か直君言いたい事あるなら言ってよ!」
「無いよ…あっ!じゃー、後10分後に、花火が始まるから、それまで彼がもし来なかったら、花火!一緒に観よう!?」
直君は、左手首にしてある腕時計を見て言った。
「…来るわよ!約束したんだから」
「なら、いいけどね!俺、おじさん達に挨拶してくるから!」
直君は、店へと入っていった。
私は、振り返り人混みの中で、心を探していた。
《後10分…心!…来てくれるよね?!》