「…セラの本当の気持ちに気付いていながらも……悪い事をしたと思ってる……すまないな……セラの人生は、セラが決めればいい……今頃何言ってるって思うかもしれないが……、セラ!おじちゃんは、お前の笑顔が好きだ!その笑顔が見れないと……辛い……早く本当の笑顔を見せてくれ…なっ!?」
「おじちゃん…」
私は、おじちゃんの胸で泣いた……その後おじちゃんと少しの間三人で話した後、私達は病室を出た。
「このまま松村先生の所に行くだろ?」
直君は、腕時計を見て言った。
「うん」
「検査終わったら、おばちゃんの所へ帰ってやれ、あっ!俺も、久しぶりに松村先生に会っていこうかな!」
「えっ!?でも、仕事行く時間じゃ…」
「ちょっと顔見て行くだけだよ、それに下の階に居るだろ!」
「あっ…うん」
私達は、階段を下り松村先生の所に行った。

「おぉー元気にしてたか!?」
「はい!松村先生も元気そうで!」
松村先生と直君は、握手をして久しぶりの再会に喜んだ。
「あぁ!、医者になったと聞いたが…?」
「はい!まだまだ医者ですと胸を張って言えませんが、なんとか頑張っています!」
「そうか!まっ!大変だが頑張るんだぞ!」