私は、おばちゃんを呼び事情を話、先に休憩に入った、おばちゃんもおじちゃんも、気にするなと言ってくれたが…。
《あぁー最悪だ…おじちゃんとおばちゃんに迷惑をかけちゃったよ…》
私は、おじちゃんが握ってくれた、おにぎりを持って賑やかな海辺を離れた私は静かな防波堤に来た。
「あぁーー!!」
海に向って私は叫んだ。
「……私のバカ」
《何であんな行動してしまったんだろう…水がなくなったのを見ていたのに、水を注ぎに行けばよかったのに…》
「セラ?」
振り返ると、釣り竿を持った、直君が立っていた。
「直君」
「やっぱり」
直(なお)君は釣り竿を置いて座った、直君は近所に住んでいる。
元もと、おばちゃんと仲良かったみたいで私も直君と直ぐに仲良くなった、直君は25歳だ。
「どうした?」
直君は私の顔を覗き込むように言った。
「別に…」
私は、横を向いて袋からおじちゃんが作ったおにぎりを出した。
「セラは、何かあった時、顔に直ぐ出るから分かりやすいな」
「別に何も…」
《あっ…》
ポンポンと頭を直君は優しく叩いた。
「嘘つくな…さっき叫んでたのも聞いてたんだぞ」
直君は、優しい瞳で私を見た。