「優斗、ちょっと提案なんだけど?」

俺は優斗に声をかけた

「ん?なんだ翔。提案って」

「ペアさ、雪菜と凛ちゃん交換してくんね?」

俺の言葉に雪菜も優斗も驚いていた

「え?なんで?」

「凛ちゃんは焼きそば食べたいみたいだからここにいたほうが移動する必要もないし、雪菜も肉好きだからこっちの方がいいと思って」

雪菜に意地悪な笑顔を見せながら言った

「へぇ~雪菜ちゃんって肉派だったんだ。てっきり野菜派だと思ってた」

優斗がそう言って笑ったのを見た雪菜は俺になにか言いたそうだったから

「ん?なんだ雪菜?」

俺かそう聞くと

「し、翔くんのバカっ‼」

雪菜が叫んだ瞬間

「うっ!」

雪菜が頭を抱えてしゃがみ込んだ

「雪菜!?どうした?」

「ず、頭痛が…」

しばらく唸り続けたあと雪菜は気を失った

雪菜、いきなりどうしたんだ?

俺はさっきのて出来事を思い返してあることに気づいた

もしかして、雪菜が頭痛を起こした原因って…

起きたら確認してみるか

俺はそう思い雪菜が目覚めるのを待った