蓮についてったら、城島組ってとこにきた

そのなかは、広くていろんなとこから笑い声や話し声、はたまた誰かと誰かが殴り合うような音が聴こえた

「うるさくてごめんね
もうちょっとでつくから」

『あっ、あぁ』

「良いからさっさと片付けろっていってんだよ!
あ゛ぁん?」

なにここ・・・この目の前で止まったけど・・・まさかな

「ここ、ちょっとイラついてるかもしんないけどちょっとだけがまんして」

嘘だろ・・・

「なに絶望的な顔してんの?」

『いや、そういうわけじゃ・・・』

「大丈夫、根はいい人だから」

ガチャ

えぇ、ノックは?

「光翔さん」

「よう!いらっしゃい!
ソイツは?」

俺を見た瞬間、目をギラつかぜて獲物を見るような、品定めをするような、顔をした

「翼、コイツ良い目してんだ
暫くここにおいてやってくんねぇか?
もし、条件にあわねぇなら責任もって俺が仕立てあげる」

「ふーん、翼ね」

クイッ

かっ顔近い・・・

「良いじゃん
よう、翼」

『へっ?』

「翼、よかったね
光翔さんに認められたよ」

『どういうこと?』

「おい蓮、ここが何処だか教えてねぇのか?」

「あっ、忘れてた」

「はぁ~、翼、ここはヤクザだ
お前、ヤクザになるきはあるか?」