「んっ、あれここ、そっか蓮と一緒に寝たんだっけ
・・・蓮と一緒?!」

『んむ・・・ふあぁ~
おはよう、遥海』

「蓮、動けない・・・」

『うごいちゃらめ
遥海は僕の腕のなかでじっとしてるの
だから、もっとも~っとぎゅ~ってするの』

「蓮、まだ眠たいんでしょ?」

『うん、寝むちゃい
遥海、やわらかくてあったかくてお肌すべすべしてて気持ちぃ~』

「うっ・・・」

『遥海、お顔真っ赤っかだよ?
かわぃぃ~』

「あんまり、からかわないでよ」

『からかってないよぉ~だ
ほんとのことだもん』

「それをからかってるって言うの
私、起きるからね」

『ぶぅー、遥海なんてしぃらなぁい
いいもん、僕すねちゃうもんね』

「ごめんね、でも起きる
蓮はまだ寝てて」

『しかたないからそうしてあげる』

「うん、ありがとう」