「大丈夫だよ。優しくするから。」

彼は、スポンジにボディシャンプーをつけて、くしゅくしゅ泡立てながら言った。

それでも、ガチガチに丸まってる私。

彼は背中から、洗い出した。

ゆっくり優しく丁寧に。

「ほら、前も洗おう。」

もう、諦めた。もう無駄な抵抗はやめよう。

少しずつガチガチの身体をゆるめて、首から洗ってもらった。

あぁ、全身洗うんでしょうね。

もう、諦め、彼に身を任せた。

彼は、私の身体を隅々まで洗っていく。