「自分の気持ちがはっきりしているからね。上谷くんは私より良い人見つかるよ。」

「そう言う言葉はいらないです。やっぱり助けに来た隣の彼がいいんですか？」と頭を上げ辻本の顔を見る。

「うーん、そーかな。」

「隣の彼とは最近知り合ったんですよね？」

「そうだよ。」

「僕の方が先に知り合ったのに？僕の方がいる時間が長いのに？どうしてですか？」と食ってかかる。

「上谷くん落ち着いて、恋愛は仕事みたく決まった法則はないからね、それに私が教育係してるんだから手を出したらマズイでしょ？だから恋愛対象外。」