「それで大河内さんの処分はどうなりますか?」

「今はとりあえず自宅謹慎だ。俺たちのアイドルに手を出したんだから反省するまで島流しだてかもう帰ってくるなって感じだ。」と腕を組んで話す。

(じゃあ当分会わなくて済むのかな?)

「ところで、隣から乗り込んできたやつらは知り合いか?」と興味シンシンでニヤケタ顔で渡瀬は聞いてくる。

(あーあ、やっぱり聞かれるよね。)
「 大河内さんともめてた方が木場小百合さんのご主人のお友達の古瀬くんで私を支えてくれたのがその上司の野嶋さんです。」

「そっか〜結婚式で知り合ったんだねウンウン。」と納得したように首を縦に振る。

(そうじゃないけど面倒だからそうしておこう。)