「イヤー」と悲鳴をあげる。

「いいねーますますそそる俺のシルシしっかりついたな~アーアこれどうする?セイジに見つかったらヤバイよね〜もう一つつけようかなぁ。」

辻本は涙を溜めて顔を背ける。

バダーンとドアが倒れた音がした。

「アキラてめー辻本さんに、な〜に〜し〜て〜る〜」と辻本の上からアキラ引きはがし、胸ぐらを掴んだ。

「セイジ?なん、なんでこんなところに?」

「そんなのどうでもいいだろう~彼女に何してるんだ。」と一段と強い口調で責める。

「あっちから誘ってきたんだ。」

「はあー?そんなことあるわけでないだろう、この後におよんで何言ってる。」 辻本さんに限って断固ない、女の子が好きなのにありえない。

2人の口論は続く。