その日は俺が帰宅時について

彼女がお友達とどっかに行くまで視線はまとわりついていた。

家に帰るとどっと疲れが溢れ出てきた。

疲れる。なんでただ学校に行くだけなのにガンつけられてるんだろう。

「母さん。俺、何か憑いてる?」

「は?」

「ほら…悪霊的なそういうなにか」

「まひ…あんた頭大丈夫?何か悪いことしたの?」

確かに…俺は何も悪いことなんてしてない。

じゃあ悪霊的なものは付いていないのでは!?

いや、前世の俺は何をしていたかわからない

「してない…してないはずだよ。今世の俺はしてない。」

「なにか悪いものでも食べたのかしら」

母さんには悪いけど もしかしたら、

あなたの息子は…悪霊的な何かと一生付き合わないといけないかも知れません。