そして隣に連れ込むことまでは成功した。

頑張ったよ俺。未知の生物(?)相手に。

でも、でもな……失敗してるよ過去の俺。

すっっごいみてる。俺のこと見てる。

気のせいか?とおもって 横に視線ずらすと

バサッて効果音つきそうなくらい勢いよく

反対を見る末塚さんがいる。

こわい。素直に認めるね。こわい。

顔になにかついてるかな…って思ってポケットから鏡を取り出しても何もついてない。

……ま、さか末塚さんは視えるタイプの人間で俺の隣にだれか歩いている…とでも…。

その瞬間 ものすごい寒気に襲われて スピードを早めた。

隣の末塚さんには悪いと思ったけど なんか、なんかいる気配がした!!ごめんね。