おずおずと切り出すマミ

「ん?うんうん。私が公園に入ってきたら、

どういうわけか、みんな血相を変えて逃げ

ていったのよ、うん。

何か、やばいクスリでもやってたんじゃないの?

あははははあ」

慌てて取り繕う私。

芋虫みたいに縛られて…

レイプされそうになって…

幽霊に乗り移られて…

あいつらをコテンパンに叩きのめして…

…なんて、とても言えない…か

「それより、あんたこそ、何があったのよ?」

「ご…ごめんなさいっ!」

突然、深々と、私に頭を下げるマミ

「マミちゃん、私は別に怒ってないから、ね?何があったの?」

彼女は安心したのか、ポツリポツリと話し始めた