「あいつはっ!勝手に入門してっ!
ヒックヒック…
…勝手に、試合申し込んでっ!
うっうっ…
た、タワケモノって言って、勝手に行っちゃって…
バカア!い、いっとーさいの、バカア!
バカヤロオオオ!」

よく考えたら…一刀斉に取り憑かれているってこと、誰にも言えなかった

頭がおかしいなんて、言われると思って

でも、おばあちゃんは、知っていた

私たちを、みてくれていたんだ

私はほっとしたと同時に、失恋したショックがどっと押し寄せ…

ただ、泣き続けた

おばあちゃんは、黙って、私の背中をさすりつつけていた