「おばあちゃん、私…」

「うん」

「初恋、だったの…」

「うん…」

「それで…失恋して…
タワケモノ、カタハライタイ、ショウシセンバンなんて、言われて…
ワ、ワ、ワッパなんて、いっ、言われ、てっ…ううっ、ううっ、うっ」

「まこちゃん…」

もう、止められない!

私はおばあちゃんに抱きついて…

「うわああああんっ!うわあああんっ!」

私のどこに、これだけ水分があるんだろう?

不思議に思うほど、次から次へ、涙が出てくる