私を見て、冷たい笑顔を浮かべる

そう、あの時、霊と同じ氷の微笑を浮かべたときのように

ゾクッ…!背筋が凍りつきそうになる

まさか、こいつらが…?

いや、いくらなんでも、剣士の分身である防具を…隠すわけが…

んん?廊下の方が騒がしい

どうしたんだろう?

「…おい、誰か、落ちたらしいで…」

「ええっ!プールに?」

「誰やの?そんなアホ…?」

「イナガキ…」

イナガキ…もしかして…

マミ?

教室内を見渡す。いない!

マミが…プールに落ちた?

大変だ…私は自分の防具の一件をすっかり忘れ、教室を飛び出した

マミ…マミ…どうしたの?