『おぬしではなく…永原レイカに…』

『え?レイカに?
何が、いや、誰が憑いてるのよ?』

『悪しき、モノ…』

『あ?アシキモノ?』

『然り。邪悪かつ、禍々しきモノが…』

『何?何よそれ…
また霊みたいなもの?
ちょっと、教えてよ!』

『後日…』

何か気になって、もっと知りたかったけど

一刀斉の意識も、そこですうっと薄れていった

『何?何なのよ…』

そして、私も、深い眠りの奥底に落ちていった…