「毎度…
お嬢ちゃん初心者?いつでもおいでや…
ふぇっふぇっふぇっ…」

「は、ハイ、ありがとうございます…」

「ふぇっふぇっ…
んん?そちらのお嬢ちゃんは?
何ぞ、買うんかな?」

店主は、マミの方に眼を向ける

「あ、あの…私は…」

「あ、この子、私のお友だちで…
今日は、付き添いで…
さよならあ…」

泣きそうな顔のマミを引きずるように、私は店の外に出た

竹刀、防具、

そして、道着…

これで一式揃った

あとは…私のヤル気一つだ

……………