「何よ、その『事』って?」

「ううむ…」

「私の人生を変えるって、どういうこと?」

「ううむ…」

背後霊、考え中

ああ、駄目だこりゃ

肝心の霊がわからないのに、一般人の私がわかる訳がない

ため息しか出ない…

難しい話をしているうちに、私はもう頭が毛糸玉みたいに絡まってきて…

一刀斉はまだまだ話し足りないことがもっともっとあるみたいだけど、泥のような眠りに落ちていった