その日の部活由妃が話しかけてきた。 「ねぇ…まさ…ちょっといい?」 「うん♪どしたの?」 「あんさぁ…まさの好きな人って原田クンだよね?」 「…………うん?」 あたしは正直自信がなかった。 好きってなんなのかわかんなかったから。