「美樹は、やることも早いし友達多いし羨ましい」



と隣をみると美樹は、嬉しそうな顔になり


「そんな事なーい」




と言って手を引っ張られて、教室に、向かった。



神田美樹は、私と中学からの友達で中学の時は私と同じで大人しめの性格だったが、気づいたら、明るくてとても憧れる友達になっていった。



「なーに考えてるのー?」



と前から声が聞こえた。同じクラスの片瀬太一とても、能天気だけどいつもみんなのこと考えていいてる。


「別に」


と答えるとまた外をのぞく私の真似をして太一も外を見始めた。