「―――そんなこと海智だけには言われたくない………っ」


だってあたしは…


だっ!
わたしは走った。


「―――美波っ!!」


海智の言葉だけが甘く響いたり
いちいち胸に突き刺さったり
側にいたいって思うのに…


なのになんでスレ違っちゃうの?


気づくのが遅すぎたのかな…








「はーやっと合宿最終日だね―」


「あーもう海智のヤツけこでアメ食べたな。こんなに食べるほどサボってたワケー?」



「………え?」


「見てよコレ!アメ噛んで食べるから棒まで噛み跡がついてんの。」



え…それって
もしかして―――。









「海………っ」


――――まだ
まだ間に合うかもしれない



「海智―――っ!!
あたしは海智で恋を知ったんだよ!他の誰でもないんだからね――――っ」


海智だってそうでしょ?


たっ!


ちゅっ…

「オォ――――」



甘くて苦い恋の味
それでも一口食べたらとまらない



END。






「…ていうか洗濯物干しといてくれたの海智だったんでしょ?なんで言ってくれなかったの?」



「おまえが勝手にカン違いしたんじゃん」



「「…………」」


それはきっと

「――大好き」


あなたとだから…



おまけEND。








最後まで呼んでいただき
ありがとうございます。


2日で書いたので
ぐだぐだになってしまってしまいました。


また書こうかなって
思ってるのでまた読んでください!



では! さぶω・`)/より




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