「あの人とは奏太が産まれる前から付き合ってるんです。」
奏太くんが生まれる前って、2年ほど前か…
「プリクラは今年の春ごろだそうですが…、姉貴が居るのに他に女性を作るって言うのが、神村さんらしいと思いました。」
「神村のことだから浮気を認めてると思ったら、まだばれてないと思って、理緒ちゃんと接してるんだって聞いたよ。」
「そうなんですよ。しかも姉貴…神村さんのこと怖がってるから、何も言えないんだと思います。」
「自分勝手な神村さんですから、自分がよけれはそれでいいんでしょうね。」
僕が聞こうと思っていることも、貴くんはすべて自分から話してくれた。
が、突然僕に怒った。
初めてだった…。
こんな貴くんをみるのは。
「何やってるんすか。兄貴。」
「えっ。」
かなり僕は驚いて、返事をする。
「僕は、兄貴が絶対に取り戻すと思ってたんです。」
「神村さんが家に来て、姉貴の悲鳴が聞こえた…あいつ、無理やりやって…。
あの日を境に姉貴は笑わない、泣かない、極端に人を拒絶して、外にもでないようになって。」
奏太くんが生まれる前って、2年ほど前か…
「プリクラは今年の春ごろだそうですが…、姉貴が居るのに他に女性を作るって言うのが、神村さんらしいと思いました。」
「神村のことだから浮気を認めてると思ったら、まだばれてないと思って、理緒ちゃんと接してるんだって聞いたよ。」
「そうなんですよ。しかも姉貴…神村さんのこと怖がってるから、何も言えないんだと思います。」
「自分勝手な神村さんですから、自分がよけれはそれでいいんでしょうね。」
僕が聞こうと思っていることも、貴くんはすべて自分から話してくれた。
が、突然僕に怒った。
初めてだった…。
こんな貴くんをみるのは。
「何やってるんすか。兄貴。」
「えっ。」
かなり僕は驚いて、返事をする。
「僕は、兄貴が絶対に取り戻すと思ってたんです。」
「神村さんが家に来て、姉貴の悲鳴が聞こえた…あいつ、無理やりやって…。
あの日を境に姉貴は笑わない、泣かない、極端に人を拒絶して、外にもでないようになって。」