彼女じゃないもんな…。期待した返事をもらえる訳ないか…。


妄想街道は行き止まりに当たる…。


あんまり僕のことは気にならないのかな。


理緒は僕のことどう思ってるのかな。


彼氏彼女でもない関係なのに中途半端な終わり方や支えあい方をしてるから、どこまで踏み込んでいいのかわからなくなる。


切ない。


僕は沙空と付き合っていても、結局理緒が気になってた。




気になってる事、沙空にはわかってたんだ。


もしもそうだとしたら、どういうことだ。


頭が混乱する。


苦しい…。


僕は何が苦しいんだ。


頭がもやもやする。


気持ちも悪い。


ウソツキ…


嘘…


僕は嘘吐いてたんだ。


誰に…?


沙空にも…


理緒にも…


そうであればとてもひどい…。


まだ僕のココロが落ち着かない。


なぜこんなに胸が苦しい。


僕のココロを締め付けるのはなんなんだ…。


僕は嘘ついてる。


わかってる!!


なんてことはない。


嘘をついている。


わかってる!!


寂しい苦しい。


自分が暗闇に落ちて行く。