「パステルのプリンって美味しいんですよね。」
理緒ちゃんが笑う。
けど手は出さない。
僕は理緒ちゃんに食べてもらいたくてプリンにしたんだけどな~。
さっき買う時、理緒ちゃんのことしか考えてなかった。
それまでは部員になんて飴くらいで良いと思ってたからね。
初めて理緒ちゃんと会った今年春、
僕のココロを掴んで放さなかった。
いわゆる一目惚れ。
理緒ちゃんと学校生活を一緒に送りたかったと何度神に願ったことか…。
歳が離れているから、タイムマシンで過去に行っても無理な話なんだけど…
「理緒ちゃんはプリン嫌いだった?」
「え?」
僕の問いに理緒ちゃんが聞き返す。
「理緒ちゃん。プリン苦手?」
理緒ちゃんは首を横に振って笑った。
耳を貸してと人差し指でチョイチョイと仕草をしてる。
僕は言われるがままに耳を貸すと、ちょっと背伸びして僕にささやいた。
鈴倉先生がそれを見て、
「お前ら付き合ってんのかぁ?」
と、聞いてくる。
「付き合ってませんよ。」
僕らは顔の前で手をブンブンと振る。
理緒ちゃんが笑う。
けど手は出さない。
僕は理緒ちゃんに食べてもらいたくてプリンにしたんだけどな~。
さっき買う時、理緒ちゃんのことしか考えてなかった。
それまでは部員になんて飴くらいで良いと思ってたからね。
初めて理緒ちゃんと会った今年春、
僕のココロを掴んで放さなかった。
いわゆる一目惚れ。
理緒ちゃんと学校生活を一緒に送りたかったと何度神に願ったことか…。
歳が離れているから、タイムマシンで過去に行っても無理な話なんだけど…
「理緒ちゃんはプリン嫌いだった?」
「え?」
僕の問いに理緒ちゃんが聞き返す。
「理緒ちゃん。プリン苦手?」
理緒ちゃんは首を横に振って笑った。
耳を貸してと人差し指でチョイチョイと仕草をしてる。
僕は言われるがままに耳を貸すと、ちょっと背伸びして僕にささやいた。
鈴倉先生がそれを見て、
「お前ら付き合ってんのかぁ?」
と、聞いてくる。
「付き合ってませんよ。」
僕らは顔の前で手をブンブンと振る。