理緒の溢れる涙を拭いながら、僕は何度もキスをした。


理緒のさらさらの髪。



大きな瞳。



ふくよかな耳たぶ。



感じやすい首筋…



僕は後悔しないってココロに決めたことを思い出してた…



「理緒、Hしていいかな…?」


僕の言葉に理緒は…



そっと頷いた。



「怖くなくなるまでして…。」


「わかった。」



理緒が少し笑った。



僕はその笑顔を見てもう大丈夫だと確信した。



「こんな僕の下手くそなHですけどよろしいですか?」



僕の言葉に、また笑ってくれて、そんな理緒に熱いキスをした。


「全然、晶のH嫌じゃないよ。それとね。誕生日おめでと~。」



そういって理緒が僕の頬っぺたを触りながらキスをくれた。



誕生日忘れてた。



「プレゼント今度あげるね。」



理緒のそんな言葉に嬉しくなったけど、僕はものなんかいらない。



「晶のほしいものは何ですか?」



理緒がいたずらな顔をして僕に聞いてきた。



僕のココロはきゅんとして、理緒を押し倒してしまった…。