「・・・学校など宇宙からの隕石で破滅してしまえばいいのに」
学校の通学途中、雪はボソリと呟いた。
「まず地球が終わるぞ」
それに冷静に返す空はまだ眠たそうである
「んー、じゃあ 宇宙ビーム! とかは?」
「怖いわ...」
空は欠伸を含みながら「それより、地震や洪水の方が現実的だと思うぞ」と続けた。
「ふむ、地震や洪水かー。・・・それって私達も巻き込まれない?」
「っは!家でゴロゴロが出来なくなる・・・」
空は「やっぱ地震と洪水の案はなしで」と続けて言った。
「って思うと 宇宙ビーム っていい案よね」
雪が得意げに笑い、 「ビーム!!」とここから見える学校に向けてポーズをとった
「・・・あんたら朝からどないことしてんねん」