月が綺麗だと、僕は君に伝えたかったんだ。

恋愛(学園)

月が綺麗だと、僕は君に伝えたかったんだ。
作品番号
1444074
最終更新
2017/08/12
総文字数
4,142
ページ数
5ページ
ステータス
未完結
PV数
79
いいね数
0
男子バレー部のキャプテンで、勉強はそこそこ、外見は爽やか、常に周りには人がいて笑っていて、クラスの中心人物。
そんな所謂“人気者”という類にいる春樹には、周りに笑顔で合わせること、人気者でいることに必死な理由があった。
七月のとある水曜日、部活を終えて帰宅しようとした春樹の下駄箱に入っていたのは「本当の自分を思い出して。」とだけ書かれた手紙。
どうして、完璧に周りに合わせていたはずなのに。完璧に皆と笑えていたはずなのに。
次々と春樹の元に届く、差出人不明の手紙が、いつからか周りに合わせることに慣れてしまった春樹に本当の自分を思い出させていく────。

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